真鍋淑郎さんがノーベル物理学賞を受賞しました。
真鍋淑郎さんはアメリカ国籍を取得されていますが、その理由についても語られています。
今回は真鍋淑郎さんの国籍や経歴、奥様についてご紹介します。
真鍋淑郎の国籍や経歴は?
ノーベル物理学賞
日本出身,米国籍の気象学者の真鍋淑郎氏(90)
(米プリンストン大学上席研究員)
地球温暖化研究の先駆的存在で、二酸化炭素濃度の上昇が大気や海洋に及ぼす影響を世界に先駆けて研究し地球温暖化予測の枠組みを築いた方だそうですドイツKlaus Hasselmann氏
イタリアGiorgio Parisi氏 pic.twitter.com/PP0jDJrMOv— Chieko Nagayama (@RibbonChieko) October 5, 2021
真鍋淑郎さんが2021年10月、ノーベル物理学賞を受賞しました。
地球温暖化対策の研究では世界に知られる先駆的存在とのことです。
真鍋淑郎さんは、愛媛県宇摩郡新宮村(現四国中央市)出身で、
1931年9月21日生まれの90歳。(2021年時点)
東京大学理学部出身(1953年卒)で、同大学院の博士課程を修了(1958年)しています。
東京大学大学院を卒業後は、アメリカ国立気象局(現・米国海洋大気庁)に招かれて入り、後に主任研究員となり、アメリカ国籍を取得。
1968年からプリンストン大学客員教授を兼任しています。
1997年に一旦日本に帰国し、科学技術庁地球フロンティア研究システム地球温暖化予測研究領域長に就任。
2001年に再び渡米し、プリンストン大学研究員に。
現在もプリンストン大学上席研究員として、研究に従事しています。
真鍋淑郎が米国籍に変えた理由
真鍋淑郎さんが米国籍に変えた理由について語っていました。
国籍を変えた理由について、ノーベル物理学賞受賞の真鍋淑郎さん。
「日本人は調和を重んじる。イエスがイエスを意味せず、周りが何を考えるかを気にする。米国人は好きなことをやる。私は私のしたいことをしたい。調和に生きる人間ではない」 pic.twitter.com/rQQXn3PIE4
— Gakushi Fujiwara / 藤原学思 (@fujiwara_g1) October 5, 2021
真鍋さんは日本の良さを尊重した上で、研究者として米国の方が水があったと言っておられるのでしょう。互いの良いところをつまみ食いすると「出る杭を打たずに調和を保つ社会」でしょうかね。トレードオフ https://t.co/hQ1Xve1D9Y
— Kosuke Hatta 八田浩輔 (@kskhatta) October 6, 2021
日本人の良さは「調和を重んじること」と日本を尊重した上で、「研究者としてはやりたいことが出来る米国を選んだ」と語られていました。
真鍋淑郎の配偶者や家族は?
真鍋淑郎さんと、奥様の写真がありました。
Nobuko Manabeさんと書かれているので、国籍はアメリカかもしれませんが、日系の方ですね。
また、ノーベル賞を受賞した際、奥様の運転する車でプリンストン大学に行く様子が報道されました。
ノーベル物理学賞を受けた真鍋淑郎さん、奥様の運転する車で、プリンストン大の会見場に着きました。
日本のメディアは「ノーベル賞」が本当に好きです。いまのところ、半分以上が日本メディアでしょうか。良し悪しは別として、気候変動に関心が高まることは意義のあることだと感じています。 pic.twitter.com/bsEHOvyz9Y
— Gakushi Fujiwara / 藤原学思 (@fujiwara_g1) October 5, 2021
奥様は80歳とのことなので、真鍋淑郎さんの10歳年下ですね。
真鍋さんは奥様のお陰で研究に没頭出来た、とインタビューで感謝の気持ちを述べられています。
真鍋さん、おめでとうございます。奥様のおかげで受賞できたと言われていました。
素敵なご夫婦ですね💓真鍋淑郎さん「80年代の研究が現実に」 地球温暖化の危機感語る(朝日新聞デジタル) https://t.co/cLEgO37FKl
— Rose・K (@bguaFT9B48qKrLk) October 5, 2021
真鍋淑郎さんの奥様の信子さん「24時間365日研究を続けられたのは、家のことを心配しなくてよかったから」というコメントが素敵❗️私も毎月パートナーにアピールしてます😌「こんなに思い切って仕事ができるのは私のお陰だよね😁」
— sodatale.design@webデザイン (@sodatale) October 6, 2021
2020年のプリンストン日本人会で開催される予定だった「気象学者 真鍋淑郎博士との座談会」では、奥様の苦労話をお話ししてもらう予定だったようです。
座談会ではどのような経緯で気象学者になられたのか、モデルを産み出すまでのいろいろなエピソード、現在の地球の状況をどう思われるか、今後、地球温暖化による深刻な問題はなんであるのか、今からすぐに実行されるべき対策は?など、参加者の方々にもカジュアルに質問を直接して頂き、奥様にも学者の妻としての苦労話もお話してもらう予定です。
(この座談会はキャンセルとなりました)
引用元:プリンストン日本人会ホームページ
真鍋淑郎さんは意外にもパソコンが苦手で、キーボードは一本指で操作とのこと。
zoomも奥様が操作してあげるそうです。
#wbs #真鍋淑郎 は「世界一スパコンを使う男」と言われた時期があったのに、90歳になってもパソコンは使えず、キーボードは一本指操作、日経新聞が90歳インタビューをしたときはzoomを奥様が操作していて「なんで未だにパソコン使えないんだか」とその奥様が愚痴ってたと。部下に任せて覚える気無いな.
— RJANKA (友池 早美) (@yarjanka) October 5, 2021
奥様の情報はあったのですが、お子さんの情報などは見つかりませんでした。
奥様が「家族はチームワークです」と発言されているので、お子さん、もしかしたらお孫さんもいらっしゃるかもしれませんね!
真鍋淑郎の研究は?
ノーベル賞の受賞理由については、このように報道されています。
地球の気候を物理的にモデル化し、変動を定量化して地球温暖化を確実に予測したこと
真鍋淑郎さんは、現代の地球温暖化予測の枠組みを築いた方だそうです。
コンピュータを用いたシミュレーションにより、気候の成り立ちと変動を分析する研究分野を開拓されました。
二酸化炭素濃度の上昇が大気や海に及ぼす影響を、世界に先駆けて研究されています。
現在気候変動や災害が問題になっている中、科学的見地の基礎を作ったのが、真鍋淑郎さんだと言われいます。
真鍋淑郎の受賞歴は?
真鍋淑郎さんはこれまでも、様々な賞を受賞されています。
1966年:藤原賞(日本気象学会)
1967年:Clarence Leroy Meisinger賞(アメリカ気象学会)
1970年:米商務省ゴールド・メダル
1991年:カール=グスタフ・ロスビー研究賞(アメリカ気象学会)
1992年:第1回ブループラネット賞
1993年:Roger Revelle Medal(アメリカ地球物理学連合)
1995年:朝日賞
1997年:ボルボ環境賞
2007年:マギル大学より名誉博士号
2010年:ウィリアム・ボウイ・メダル(アメリカ地球物理学連合)
2015年:ベンジャミン・フランクリン・メダル
2016年:BBVA Foundation Frontiers of Knowledge Award
2018年:クラフォード賞
2021年 : ノーベル物理学賞引用元:Wikipedia
ノーベル賞は、共同研究のお二人(ドイツのKlaus Hasselmann氏とイタリアのGiorgio Parisi氏)と一緒に受賞されました。
まとめ
今回は、2021年10月にノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎さんの国籍や経歴についてお伝えしました。
真鍋淑郎さんは大学院までは日本で暮らし、その後アメリカ国籍を取得されたようですね。
奥様がいらっしゃることは分かりましたが、その他の家族についての情報はありませんでした。