松野博一さんが岸田内閣の官房長官に就任される事が決まりました。
松野さんは千葉の漁師の家庭で育ったそうです。
映画が好きで、大学卒業後はサラリーマンとして就職し、広告制作担当者をしていたそう。
そこからどのように政治の道へ進んだのでしょうか?
今回は、松野博一さんの経歴や政治家になったきっかけについてお伝えします!
松野博一プロフィール
1962年9月13日:千葉県木更津市出身
家族:妻・長女
趣味:読書
学歴:早稲田大学法学部卒業
称号:法学士
所属政党 自由民主党(細田派)
松野博一の出身は千葉県で漁師の家庭!
2021年10月4日から発足する岸田新内閣で、細田派の元文部科学大臣である松野博一 さんが、官房長官として就任することが決まりました。
官房長官に松野博一元文科相を起用へhttps://t.co/IvmKa8uHQu
自民党の岸田文雄総裁は官房長官に松野博一元文部科学相(59)を起用する方針を固めた。
松野氏は最大派閥の細田派に所属している。
— 産経ニュース (@Sankei_news) September 30, 2021
松野博一さんは、衆議院千葉3区選出の当選7回。
1962年9月13日生まれの59歳です。
千葉県木更津市の漁師と船大工の家の出身だそうです。
「自分の周りに政治関係者はいなかった」と自身のブログで語っていることから、親戚にも政治家はいないようです。
周りに政治関係者のいない環境から、どのように政治の道へ進んだのでしょうか。
若いころから映画に興味があり、映画製作の道に進むことが夢だったようです。
地元、千葉県立木更津高等学校卒業した後、早稲田大学に入学しています。
松野博一は映画好きから早稲田に進学!?
映画が好きだったので「映画好きなら早稲田でしょ」という思いで大学を選んだそうです。
早稲田の文学部に演劇映像コースはありますが、松野博一さんは法学部に入学しています。
法学部卒ですが、映画製作に興味があり、卒業後は映画会社に就職するつもりだったそうです。
しかし、その時代は日本映画が最も苦しい時代で、映画会社の制作部門での採用がなかったそう。
大学の先輩に「CFプランナーを募集する会社があるけど受けてみるか」と声を掛けられ、メーカーの広告制作室に就職しています。
松野博一就職してCMを制作!
松野博一さんの経歴を見ると、1986年にライオン株式会社に入社、とあるので、
ライオンの広告制作室で勤務されていたようです。
朝の6時過ぎにTBSスタジオへ行き、8時半から始まる番組内の生CMの担当をしていました。
番組の途中で入る、ライオン製品の宣伝を制作していた思われます。
そんな松野博一さんが政治の道を目指すきっかけが、このCM制作の経験だったそうです。
松野博一が政治を目指すきっかけは?
CM制作を通して、自分の考えたコンセプトが人に与える影響を実感したそう。
そこから政治にも興味を持つようになったのだとか。
「自分の考えたコンセプトがCMを通して人々の生活のごく一部でも変えていくことがこんなに面白いなら、社会全体へコンセプト提言をして時代を進めていく政治というのは面白いかもしれないな」
引用元:https://hiro-matsuno.net/mobile/index.html
政治に興味をもった松野博一さんは、1988年にライオンを2年で退社し、松下政経塾に入塾しました。(第9期生)
周りに政治関係者がいなかったため、松下政経塾で政治の勉強をすることにしたそうです。
サラリーマンはわずか2年で辞めてしまいましたが、社会人としての基礎はこの時に教えられたと言います。
その後、2000年の第42回衆議院選挙において、千葉3区から初当選。
当選7回で、2016年に初入閣し、文部科学大臣に任命されました。
2017年に、第3次内閣改造で大臣を退任。
2021年10月、内閣官房長官に起用されることが決まりました。
まとめ
今回は、岸田内閣の官房長官に起用される事が決まった、松野博一の経歴についてお伝えしました。
サラリーマン時代にCM制作に携わったことがきっかけとなり、社会へ自分の考えたコンセプトを提言い気持ちが芽生えたようです。
それが政治に興味を持ったきっかけだったようですね。
今後の松野博一さんの活躍にも注目したいと思います。