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河瀨直美の生い立ちが壮絶!養子として育った過去を映画に

河瀨直美

映画監督として数々の賞を受賞し、世界的に高い評価を受けている河瀨直美さん。

子供時代はどのような環境で育っているのでしょうか。

養子として親戚に育てられ、壮絶な人生を歩んできたようです。

今回は、そんな河瀨直美さんの生い立ちについて調べてみました。

河瀨直美の生い立ちが壮絶!

河瀨直美さんは、日本を代表する映画監督と言われ、カンヌをはじめ、様々な外国賞を受賞しています。

そんな輝かしい経歴をもつ河瀨直美さんですが、子供時代は複雑な環境で育ち、10代の頃は、いつも自殺を考えていたといいます。

そんな壮絶な生い立ちについて映画化し、賞も受賞しています。

さっそく詳しく見ていきましょう。

両親が離婚し養子に

河瀨直美さんは、1969年奈良県奈良市紀寺町出身。

母親が河瀨直美さんを妊娠中のときから、既に父親とは別居していたそうです。

大伯母夫婦(母方の祖母の姉夫婦)のもとで、母親は河瀨直美さんを生んでいます。

その後、河瀨直美さんが1歳半のときに両親が離婚し、大伯母夫婦のもとで育ちました。

子供がいないという50代の大伯母夫婦は優しくて、とても可愛がってくれたそうです。

母親は新しい家庭を築き、河瀨直美さんが小学校に上がる前に一緒に住まないか、と聞いてきたそうですが、大伯母夫婦と離れたくなかったた河瀨さんは、拒んだそうです。

その後、小学校4年生のときに大伯母夫婦の養子縁組に入っています。

死ぬことばかり考えていた10代

中学に入るとバスケットボールを始め、高校在学中はバスケットボール部キャプテンを務めます。

 

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国体出場経験もあり活発だったようですが、10代の頃は死ぬことばかり考えていたそうです。

私は10代の頃、本当に生きている意味が分からなくて、電車が来たらいつ飛び込もう、高いところから飛び降りれば簡単に死ねるかな、ということばかり考え続けていたので。

引用:文春

父親のことは聞かされていなかったため、お役所に行き、自ら戸籍を調べたそうです。

父親の名前や、引っ越しを繰り返していたことなどもその時に知ったとのこと。

自分のルーツを一生懸命に探ってきたそうです。

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転機は映画製作

高校卒業後は、大阪写真専門学校映画科に入学。

卒業後は自らの特殊な境遇について、映画製作もしています。

生後間もなく生き別れた父親を探す、8mm映画『につつまれて』という作品を1992年に制作。

山形国際ドキュメンタリー映画祭国際批評家連盟賞受賞しています。

また、養母と暮らす日々を紡いだ『かたつもり』という作品を1994年に制作。

その後も、特別養子縁組を取り扱った映画「朝が来る」なども制作しています。

生きている意味が分からず悩んでいた河瀨直美さんですが、転機は、映画制作だと言います。

自らの過去を映画にするという経験を通して、「生きていて良かった」と思えるようになったそう。

その時に映画がポーンと自分のもとに来てくれたんです。一生懸命自分のルーツを探り、父親とは何か、養母の存在とは何かという日常にカメラを向け続けて作った映画が、私の見ている世界を変えてくれた。そして、自分と関わってくれる人がいること、それこそが「生きていて良かった」ということだと思えるようになった。

引用:文春

自分を育ててくれた養父母のおかげで、自分はこの世界にいられる、と感謝しているそうです。

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河瀨直美プロフィール

生年月日: 1969年5月30日 (年齢 52歳)
出生地: 奈良県奈良市
学歴: ビジュアルアーツ専門学校・大阪 (1989年)
職業: 映画監督、脚本家

1996年まで、大阪写真専門学校で勤務。

その後、個人事務所兼制作プロダクション「有限会社組画」を設立。

27歳(1997年)の時に、『萌の朱雀』という映画で、第50回カンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)を史上最年少で受賞。

その作品でプロデューサーを務めた仙頭武則さんと結婚。

3年後に離婚し、その後再婚し、2004年に第1子(長男)を出産しています。

 

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<主な受賞歴>
第50回カンヌ国際映画祭 カメラ・ドール(新人監督賞)(『萌の朱雀』)
第26回ロッテルダム国際映画祭 国際批評家連盟賞(『萌の朱雀』)
ベルギー王立フィルム・アーカイヴ(「萌の朱雀』)
第21回山路ふみ子映画賞 福祉賞(「萌の朱雀』)
第12回高崎映画祭 若手監督グランプリ(「萌の朱雀』)
第47回芸術選奨 文部大臣新人賞(『萌の朱雀』)
第53回ロカルノ国際映画祭 国際批評家連盟賞・ヨーロッパ国際芸術映画連盟賞
第3回ブエノスアイレス国際映画祭 最優秀撮影監督賞
第60回カンヌ国際映画祭 グランプリ(審査員特別大賞)(『殯の森』)
奈良県民栄誉賞
エストニア/タリンブラックナイツ国際映画祭 NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)
マケドニア国際映画祭 観客賞・市長賞
第22回高崎映画祭 最優秀監督賞
Time for Peace Asian Film Award
第62回カンヌ国際映画祭 金の馬車賞
第12回ウラジオストク国際映画祭 グランプリ
フランス芸術文化勲章 シュヴァリエ章
第60回バリャドリード国際映画祭 最優秀監督賞
2015年度全国映連賞 監督賞(『あん』)
第45回報知映画賞 監督賞(『朝が来る』)
第75回毎日映画コンクール 監督賞(『朝が来る』)
第44回日本アカデミー賞 優秀監督賞(2021年、『朝が来る』)

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まとめ

今回は、河瀨直美さんの生い立ちについて調べてみました。

養子として育ち、子供の頃は他の家庭とは違うと感じ、自分のルーツを探ってきたという河瀨直美さん。

そんな壮絶な生い立ちを経験を映画化し、高く評価されてきたようです。