SKY-HI(日高光啓)さんは、パフォーマンスグループAAAに所属し、ソロではSKY-HIという名義でラッパーとして活動しています。
現在自身の会社を設立し、音楽プロデューサーとして若いアーティストの育成にも力を入れています。
そんなSKY-HIさんですが、生まれつき耳に障害を持っているそうです。
今回は「SKY-HI(日高光啓)は耳に障害がある?難聴でも音楽の道を選択した父親の言葉とは?」といった内容でお伝えします。
SKY-HI(スカイハイ)は耳に障害がある?
SKY-HIさんはパフォーマンスグループAAAに所属し、ソロではSKY-HIという名義でラッパーとして活動しています。
本名は日高光啓で、千葉県市川市出身の34歳です。
元々未熟児で生まれたSKY-HIさんは、先天性聴覚障害があり左耳が聞こえにくいそうです。
左耳にフィルターがかかってるような感じで、子供の頃は他のみんなもそういうもんなんだ、と思っていたそう。
音楽もたくさん聴いて、ピアノも小学校高学年まで習っていました。
聞こえ難いと分かったのはいつ?
小学校低学年の聴力検査は勘で乗り切っていましたが、高学年の身体検査で2回ぐらいひっかかったそう。
そこで改めて耳鼻科で検査したところ、「内耳も綺麗だし外的な要因は一切見当たらないんだけど、何故か聞こえない」と言われたそうです。
生まれた時からそれで生きているため、言われた時もあまり大ごとだとは思わず、「不便だな」ぐらいに思ったとのこと。
思い返すと「シカトすんな!」みたいなことをよく言われるな~、と思っていたそうです。
大好きだったサッカーを断念
子供の頃の夢はサッカー選手になることだったSKY-HIさん。
サッカー選手になることを信じて疑わなかったそうです。
俺の部屋はキングカズのポスターだらけでしたよ。めっちゃくちゃ好きだったんですよ、もう憑りつかれたように。サッカープレイヤーになりたかったし、なると思ってましたね。根拠はないんですけど
引用元:http://musica-net.jp/articles/preview/6304/
ただ小学校高学年になってくると戦術的にだんだん高度になってくるため、大事なコーチングが聞き取りにくくなってしまったのが不便だったと語っています。
コーチングが右側でしか聞き取れず、右利きなのに左サイドしか出来なくなってしまったことでやりづらいと感じ始めました。
中学に上がったころコーチングが全然聞き取れなくなってしまったことと、身長も大きくなかったことで徐々に通用しなくなってしまったそう。
スポーツが大好きでサッカー選手になると信じていたSKY-HIさんでしたが、サッカーを断念することになってしまいました。
SKY-HI(スカイハイ)が難聴でも音楽の道を選択した父親の言葉とは?
サッカーの次に興味があったのが音楽だったそうです。
中学の時には「人と確実に聴こえ方が違うな」ということが分かり、音楽も辞めようと思ったそう。
そんな時に父親が、
その左耳のおかげで、人と違う音楽の聴こえ方が出来てよかったな!
と、さらっと言ってくれたことが嬉しくて、「このままでも良いんだ」と思えたそうです。
ヒップホップグループ「RHYMESTER」をTVで見たことから、中学からラップをスタートしました。
また、中学2年生の時には友人とジャニーズ事務所に履歴書を送り、ジャニーズJr.として活動しています。
大好きだったサッカーを断念して、音楽の道へ進むことに決めたSKY-HIさん。
色々と経験をして自分を深く見つめたことで、曲作りにも役立っている気がしていると語っています。
本当の意味でのポジティブってネガティブなことに蓋して、今日は全部忘れてぱーっと飲み明かそうということよりも、自分をネガティブにする原因を心から見つめまくるとき、目をそらさないほうが絶対ポジティブだと思うんですよ。自分は人並みの人生だと思うんだけど、そう思うことが多かったことが、曲を作るのに役に立っているというか、バックボーンなのかな。そんな気がしていますね。
引用元:https://www.m-on-music.jp/0000093892/
現在では自身の会社、BMSGを設立し、若いアーティストのメンタルサポートなどを含め行っています。
日本から世界で活躍するアーティストを作るため、自腹1億円を出資したオーディションプロジェクト、「THE FIRST」を2021年2月より開催しました。
「ここから5年、10年で全てをひっくり返す為に、全てを投げ打つつもりで起業し、オーディションを始めた訳です。」と語っています。
オーディションの最中に若い才能に感動し、ノリノリで踊ってしまうSKY-HIさん。
この企画を通して、日本の音楽にはまだまだたくさんの可能性を実感しているそうです。
まとめ
今回は「SKY-HI(日高光啓)は耳に障害がある?難聴でも音楽の道を選択した父親の言葉とは」といった内容でお伝えしました。
先天性の難聴という障害を持ちながらも、ラッパー、音楽プロデューサー、実業家とマルチで活躍しているSKY-HIさん。
そんなSKY-HIさんの今後の活躍にも注目していきたいと思います!